「位置情報」の調査方法③お客様からの情報提供とフィードバック

IPアドレスの割当ては、ISP(インターネットサービスプロバイダー)の操作である日突然変わる場合があります。例えば、ある地域でユーザが増え、IPアドレスが足りなくなった場合、ISPは「足りない地域に在庫から新規のIPアドレスを割り当てる」もしくは、「足りない地域に余裕がある別の地域のIPアドレスを割り当てる」ということがあります。前者なら判定不能のIPアドレスが出現、後者であれば使われる場所と判定結果に間違いが生じます。
こうした変化にいち早く気づき修正を行うことで、Geolocation Technology(旧サイバーエリアリサーチ)はデータベースの品質を向上させています。

図:精度向上に向けた取り組み・DFLS
精度向上に向けた取り組み DFLS

IPアドレスの変化をより早く検知するためには、当社サービスのエンドユーザからのフィードバックが欠かせません。この情報を元に、専任のスタッフ(Net Tracer)が「正確な報告かどうか」「どこまで正確に判定できるか」など、フィードバック情報が寄せられた環境も考慮して、検証を加えています。さらに、このようなIPアドレスの変動を修正し、日次でデータベースに更新・反映させています。

この精度向上の取り組みは、DFLS(Daily Feedback Loop System)と呼ばれ、日々変化するIPアドレス情報を最新最善に保っています。また、フィードバックをくださる情報提供企業「DFLSサポーター」は、Geolocation Technology(旧サイバーエリアリサーチ)とIP Geolocation技術を利用したすべてのサービスをご利用いただく方との架け橋となっています。報告をいただいたIPアドレスは、優先的に調査対象となるためDFLSサポーター企業では、エンドユーザの要望にいち早く応えられるというメリットになっています。
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