「カスタムディメンション」とは?

「カスタムディメンション」とは、「解析対象とするデータを、ユーザが自由に設定できる」というGoogleアナリティクスの機能です。
このページでは、ディメンションとカスタムディメンションの違いや、カスタムディメンションの働きについて解説しています。

「ディメンション」とは?

まず、「ディメンション」とは何かを整理しておきましょう。
ディメンションとは、アクセス解析の「分析の軸」となる、データの切り口のことです。例えば、「リファラ(参照元)」をディメンションとした場合は、リファラとなったWebサイトごとにユーザー数やセッション数、直帰率などの指標を比較するレポートが表示されます。「国」をディメンションに設定すれば、「日本」「アメリカ合衆国」など、国ごとに指標を比較するレポートとなります。

「カスタムディメンション」とは?

標準のGoogleアナリティクスには存在しないディメンションを、ユーザ自ら定義することができるのが「カスタムディメンション」という機能です。
どこどこJPとGoogleアナリティクスの連携では、どこどこJPで取得した値を、Googleアナリティクスのカスタムディメンションで取り込んでいます。

Webサイトのアクセスに対し、Googleアナリティクスは、「国は日本、ブラウザはFireFox、リファラはGoogle…」と、データを付与していきます。カスタムディメンションを利用すると、これに追加して「企業名は株式会社Geolocation Technology、業種は情報通信業」といった独自の情報もGoogleアナリティクスに取り込むことができるのです。
取り込まれた情報は、標準のディメンションと同様、分析に使用することができます。これにより、「企業ごとにユーザー数を比較する」とか、「業種ごとのセッション数を確認する」といった分析が実現します。

図:「標準のディメンションに加え、独自のディメンションが利用可能になる
標準のディメンションに加え、独自のディメンションが利用可能になる

カスタムディメンションの設定

カスタムディメンションは、通常のGoogleアナリティクスなら最大20個まで、Googleアナリティクスプレミアムなら最大200個まで設定することが可能です。
Geolocation Technology(旧サイバーエリアリサーチ)では、BtoBアクセス分析を行う際の推奨設定をご案内しています。Webサイト等でご案内するカスタムレポート等も推奨設定に準拠していますので、まずはこの設定を行っていただくことをおすすめします。詳細な設定方法は、「どこどこJPとGoogleアナリティクスの連携設定方法~カスタムディメンションの設定~」をご覧ください。



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