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オンライン動画の充実はIP Geolocationのおかげ!?

インターネット動画楽しんでおられますか?

国内でもYouTubeやニコニコ動画などの無料サービスが多数提供され、これらのサイトを見ていると、ついつい時間を忘れてしまう方も多いのではないでしょうか。
ネット上の動画コンテンツには、ユーザーによる投稿をシェアする無料コンテンツの他に、映画やドラマなどの有料コンテンツも数多く存在します。オンライン動画普及のきっかけともなったユーザー投稿によるコンテンツは、著作権や放映権などに厳密な管理が不要でした。

1.動画配信に欠かせないユーザーの位置情報

ところが、その後オンライン動画の人気を背景にオンラインに進出したコンテンツには、配信上厳しい管理が必要なものがあります。映画・ドラマ・スポーツなどを筆頭に、配信許可地域が「日本国内のみ」や「東京都のみ」などと契約上厳しく規定されているものも少なくありません。

配信エリアが契約で定められているコンテンツをインターネット上で提供するためには、インターネットユーザーの位置情報である「IP Geolocation(ジオロケーション)」による配信制御が不可欠です。IP Geolocation(ジオロケーション)はユーザーの現在地を認識し、コンテンツの配信制御を行います。

北京オリンピックのオンライン放送でも、IP Geolocation(ジオロケーション)が活躍しました。日本でもgorin.jpを初めとするサイトで配信された他、アメリカではNBCが2200時間にも渡り生中継を提供するなど、オンライン動画サービスの広がりが伺えます。

この結果、オリンピック期間中のオンライン動画の視聴は過去最高を記録したということです。それでもネット上でのオリンピック視聴は全体の10%に満たず、視聴は急増したもののTVにはまだ及ばないようです。

ただし、MLB、NHLやNBAなどが既にストリーミング放送をしている他、NFLも2008年にようやくオンライン放送の開始を発表するなど、アメリカでは人気のスポーツが次々とWebに参入しており、今後ネット上での動画視聴はますます増えそうです。

2.動画配信のこれから

ユーザーにとってオンラインでの動画配信は、放送時間を気にせず見られることや、繰り返し視聴できることが魅力です。

一方、配信側からすると、TV放送の場合よりも確実に視聴率や視聴者の調査をすることが可能になるほか、TVでは放送できなかったマイナーなコンテンツの放送も可能になり視聴者層の拡大が図れるなどのメリットが考えられます。

2008年9月のニュースでは、アメリカのNBCがTV番組の一部を、TVでのオンエア前にWebで公開することを発表しました。オンライン動画配信サービスを提供する人気急上昇中のサイト「Hulu」上での配信が決定したということです。日本でも、NHKがTV番組をオンラインで有料配信することを発表しています。

このように、人気スポーツが次々とオンラインでのコンテンツ提供をはじめ、TV番組がTVよりも早く視聴できるようになるなど、オンライン動画の内容はますます拡充しています。

著作権や放映権などの問題を解決できれば、オンラインでの動画配信は配信側・受信側ともに大きなメリットがあります。より厳密な著作権管理が必要なコンテンツを配信する上で、契約上で定められた地域のみへのコンテンツ配信を可能にして、契約の遵守に役立つIP Geolocation(ジオロケーション)の役割は、ますます重要になっていくことでしょう。今後の動画配信の動向が気になります。

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