三角
三角下
背景

事例インタビュー

CASE

地域に応じたWEB サイト表示が離脱率を大幅に削減し、地域キャンペーンを成功に導く

地域に合わせたWEB サイトの内容切替により、離脱率が40%改善。地域限定キャンペーンの表示と各事業所の要望反映についてお聞きしました。

WEB サイトの離脱率が60% から20%に!

不動産業の性質として“地域性が高い” といったものがあります。弊社のWEB サイトを訪問される方の目的は、ほとんどが物件探しです。物件選びの基準は広さや価格など様々ですが、まずは場所。お客さまが求めているエリアの物件情報へアクセスを簡単にしたいというニーズがあります。どこどこJP で特定できるアクセスユーザーの位置情報が役に立っています。具体的には、サイト訪問者のアクセス場所からそのエリアにある物件の情報を自動で表示させることができます。それまでは各エリアからのお知らせをバナーを増やすことで対応していましたが、個人に合わせて表示情報を最適化できるようになり、お客さまのニーズと情報がマッチしやすくなりました。

表示情報のカスタマイズは、目に入る情報の軽減につながり、目的の情報までの導線の短縮を可能にしました。結果としてWEB サイトからの離脱率を60%から20%にまで抑えることができました。これによりコンバージョン率が上がり、お問合せ件数も増えました。

位置情報をキャンペーン告知に活用

直近の活用例で言いますと、昨年リニューアルオープンした北日本支店のキャンペーン告知があります。その際に、ご相談いただいたお客さまに特典をプレゼントするキャンペーンを行いました。キャンペーン告知のために、お近くにお住まいの方にはDM をお送りするとともに、WEB サイトのトップページにキャンペーンのバナーを掲示し、よりその地域のお客さまに届けやすくなりました。キャンペーン以外にもセミナーや相談会を頻繁に行っているため、お近くのお客さまに情報を届けるために位置情報を活用させていただいています。

課題やリスクを軽減

どこどこJPは2013 年4 月から導入したので、すでに10 年以上お付き合いがあります。当時、私はWEB 担当の部門に所属していたため、導入前後のことをよく覚えています。導入までは全エリアの情報を十把一絡げに表示していました。すると、サイトの情報量が増えるほど、お客さまの求める情報が下層に埋もれやすくなってしまうという課題が生まれます。

また同時に、エリアごとにキャンペーンを行う際、対象外エリアのお客さまに、「うちの近くではやってないのか。残念……」のような不平等感を抱かれてしまうリスクもありました。どこどこJP で地域ごとの情報を出し分けられるようになったことで、これらの課題やリスクを軽減することができました。導入からしばらくはサイト内検索においてのみ機能を反映させていましたが、サイト離脱率に課題があったことから、2017年のWEBサイトの大幅リニューアルにともなって、トップページにもエリア情報を反映させました。

社内からも良いリアクションが

エリア情報を反映させたリニューアルは、「サイトがシンプルで見やすくなった」と好評です。また、社内からも良いリアクションがありました。事業所の要望を反映しやすくなったからです。「うちのエリアのキャンペーン情報をトップに表示させてほしい」という要望は頻繁に上がりますが、弊社は全国に事業所があるため、すべての要望に応えるわけにもいきません。表示スペースにも限度がありますし、お客さまからしても目的の情報が見つけられなくなってしまいます。この点においても、エリアごとの表示切り替えが解決してくれました。事業所の情報をすべて反映させても、該当エリア外の方々には表示されないため、サイトの利便性を保ちつつ、社内からの要望にも応えることができました。

こんなことできたら……

どこどこJP には大変満足しています。今後は採用情報において、エリアで表示を変えるようにしていければと考えています。また、大和ハウスグループ会社や提携企業の社員の方は、弊社を通じて住宅をご購入いただいた場合、特典があります。この特典に対しても、何かしらの形でどこどこJP の位置情報や組織情報が役立てられればと考えています。あと一つ、「もしこんなことができたら……」と思っていることもあります。親会社である大和ハウス工業を利用された方に対しても、積極的なアフターフォローを行っています。ただ、すべてのお客さまを把握することは難しく、住所がわかればDMなどで対応できるのですが、WEBでの訴求までは至っていません。ピンポイントでエリアを区切って訴求できるような機能があれば、ぜひお願いしたいです。

時間が経っても色あせない機能

どこどこJP はAPI 化されているということで、手軽に実装することができます。それでいて時代の流れの速いWEB 業界においても、色あせることなく使い続けられています。弊社ではWEB サイトの表示を変えるために使うことが多いですが、サジェスト的にエリア情報を表示させることもできます。もちろん、得られた情報はエリアマーケティングなどにも利用できます。地域に根付いた事業をされている企業でしたら、使ってみる価値は十分にあると考えています。

インタビュー企業プロフィール

大和ハウスリアルエステート株式会社

地域に根付いた不動産業

弊社は大和ハウス工業のグループ会社として、不動産に関する様々な事業を展開しています。事業の柱となるのは日本全国の不動産の売買・賃貸管理。昨今需要が増えているのは、買い取った不動産をリノベーションして再販する事業です。自社ブランドの一棟マンションの販売も行っております。扱う不動産も戸建てのような個人向けのものから、ビル・マンションといった大きな不動産まで扱っているため、お客さまも一般の個人の方から法人まで幅広くおります。

事業内容:不動産流通、賃貸管理、ソリューション、開発の四つの主要事業を展開しており、不動産の仲介・買取販売、賃貸共同住宅や個人住宅の管理、収益不動産の取扱い、新規開発や再生プロジェクトなどを行っています。

URL:https://www.dh-realestate.co.jp

 

セミナー/個別相談会開催中
資料ダウンロード
セミナー/個別相談会開催中
資料ダウンロード