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天気によって変わる消費者のニーズ~「雨の日の過ごし方」に見る雨の日ならではのニーズとは~

Geolocation Technologyは、ユーザのIPアドレスから天気や気温などの気象情報を判定し、オンライン広告の配信や、コンテンツの最適化に活用する技術を提供しています。2014年、弊社は静岡県立大学と「オンライン広告における気象情報の活用」と題し、共同研究を行いました。
このページでは、共同研究の事前調査として実施した「インターネットの利用と雨の日の過ごし方について」の調査により判明した、天気と消費者ニーズの関係についてご紹介します。

目次

1. 雨の日によく利用するサービスは「インターネット」

2. 雨の日には「家でゆっくりしたい」というニーズが圧倒的

3. 雨の日には「温まるもの」が好まれる

4.「雨の日サービス」でネットショッピングしたくなる人が約6割

まとめ

1. 雨の日によく利用するサービスは「インターネット」

「雨の日によく利用するサービスは○○である」(○○にあてはまる言葉を自由記述)という設問では、以下の回答が多く見られました。 

  • インターネット 
  • 出前 
  • 宅配 
  • デリバリー

特に「インターネット」という回答が突出していたことから、「雨」と「インターネット」は相性が良いと考えられるでしょう。
また、「出前」「宅配」「デリバリー」といった回答からは、外出がおっくうになり、自宅で手軽に受けられるサービスのニーズが高まることがわかります。

2. 雨の日には「家でゆっくりしたい」というニーズが圧倒的

「雨の日に、○○をしたい」(○○にあてはまる言葉を自由記述)という設問で多かった回答は以下の通りです。

  • 読書
  • 昼寝
  • ゆっくり
  • のんびり
  • ゴロゴロ

また、別の設問として「雨の日に困ることは、○○である」(○○にあてはまる言葉を自由記述)に対しては、「ぬれること」と答える人が圧倒的に多い結果となりました。
これらのことから、雨の日には外出してぬれることを嫌がる人が多く、「自宅でゆっくりと過ごしたい」というニーズがあるとわかります。

3. 雨の日には「温まるもの」が好まれる

「雨の日に、○○を食べたくなる」(○○にあてはまる言葉を自由記述)という設問では、以下の回答が上位につけました。 

  • ラーメン 
  • うどん 
  • そば 

温かい麺類が上位につけており、雨の日に好まれる食べ物として、一定の方向性や嗜好性があると考えられます。一方、冷たい食べ物である「アイス」も4番目に多く特徴的です。雨の日のじめじめ・ムシムシとした不快さを緩和する、さっぱりとした味わいの食べ物にもニーズがあるのかもしれません。

4.「雨の日サービス」でネットショッピングしたくなる人が約6割

「雨の日に、ネットショッピングをしたくなるか」という設問では「なる」「ややなる」と回答した人は全体の21%にとどまりました。しかし、「オンラインショップで「雨の日のサービス」があればネットショッピングをしたくなるか」という設問では、「なる」「ややなる」と回答した人は60%にアップしました。このことから、「雨の日のサービス」を取り入れることで、ネットショッピングにおいても、ユーザの利用意向を高めると考えられます。

まとめ

  • 雨の日はぬれたくない気持ちが強くなり、外出する意欲が低下する
  • 宅配や出前、ネットショッピングなど、自宅で受けられるサービスが利用されると考えられる
  • 雨の日はインターネットの利用が増え、「雨の日サービス」を訴求することによってネットショッピングの利用意向も高くなる
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