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フリーメールでの会員登録を拒否したい~Free Mail Domain List~

フリーメールとは、無料で取得できるメールアドレスのことです。
- Gmail
- Yahoo!メール
これらは代表的なフリーメールであり、利用されている方も多いのではないでしょうか?
支払情報の登録が必須な有償のメールサービスと比べて手軽に取得でき、都合が悪くなったら簡単に解約できる特徴があります。サービスによっては登録時の本人確認が十分ではない場合があり、匿名性が高く悪用のリスクが高いメールアドレスとも考えられます。
このページでは、「Free Mail Domain List(フリーメールドメインリスト)」を使ったフリーメールの対策方法をご紹介します。
目次
1.メールのドメインでフリーメールを見分ける
2.フリーメールのドメインを一覧化
3.フリーメールドメインリストの活用場面
まとめ
1.メールのドメインでフリーメールを見分ける

メールアドレスがフリーメールかどうかは、メールアドレスのドメイン(メールアドレス中のアットマークから後ろの文字列)を手がかりに判断します。
例えばGmailであれば「◯◯@gmail.com」の「gmail.com」の部分がドメインです。
メールアドレスのドメインは、メールアドレスがどの企業・どのサービスのものなのかを示しています。
ドメインを使って判断する方法は以下のとおりです。
- フリーメールのドメインを一覧化
- フォームに入力されたメールアドレスのドメインが一覧にあるか
このような方法で、任意のメールアドレスに対して「フリーメールかどうか」という判断ができます。
2.フリーメールのドメインを一覧化

この方法は非常にシンプルに見えますが、肝心の「フリーメールのドメイン一覧」を用意するのは、想像以上に大変です。世の中にいくつもあるフリーメールサービスのドメインを網羅しつつ、常に新しいフリーメールサービスの登場にも目を光らせていなければいけません。ドメインリストの更新が遅れれば、新しいフリーメールドメインが増え、フリーメールアドレスによる登録が検知できないリスクが高くなっていきます。
ここで活躍するのが、Geolocation Technologyが提供する「フリーメールドメインリスト」です。国内外のフリーメールサービスを調査し、各サービスで使用されているドメインを一覧化しています。
3.フリーメールドメインリストの活用場面

フリーメールドメインリストが活用できるのは、不正対策だけではありません。
- 営業リストへの利用
- 顧客リストのクレンジング
- セグメンテーション
このように、特定のリストに対し、フリーメールドメインリストに記載されているかどうかを判定し、メールマガジン会員の属性を調査したり、リストからフリーメールの顧客を選り分けたりするのに便利です。
また、より直接的な方法として、Webフォームのメールアドレス蘭に入力された内容をチェックし、フリーメールアドレスの入力制限も可能です。いたずら投稿への対策や、より確実な連絡先の取得ができます。
図:フリーメールドメインリストの活用

メールアドレスのリストからフリーメールを判定するサンプルスクリプト、およびフリーメールアドレスの登録を防止するサンプルCGIは、フリーメールドメインリストをご利用いただく際に添付いたします。
フリーメールドメインリストのご利用をご検討の方は、お問合せフォームよりご連絡ください。
まとめ
- フリーメールとは、無料で取得できるメールアドレスのこと
- 匿名性が高く不正利用されやすい
- 「フリーメールのドメイン一覧」を用意してメールのドメインでフリーメールを見分け不正利用を防止する
- 「フリーメールのドメイン一覧」は不正利用防止だけではなく、営業リストへの利用や顧客リストのクレンジングなどにも利用可能