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アクセス企業情報を一括ダウンロードする ~複数の企業情報をまとめて表示&ダウンロード~

どこどこJPとGoogleアナリティクスの連携を行うことで、Googleアナリティクスで企業のデータを取得・分析できるようになります。

このページでは、「訪問した企業のデータをリスト化して社内共有したい」「データを定期的にダウンロードして会議資料に使用したい」など、取得した企業情報をオフラインで使いたいというシーンにぴったりの方法をご紹介します。

弊社がおすすめする方法は、企業情報を使ったカスタムレポートを作成し、レポートのデータをダウンロードするという方法です。
カスタムレポートの中でも「フラットテーブル」と呼ばれるレポート形式を使用することで、企業情報を複数並べてレポートに表示し、まとめてダウンロードすることが可能になります。

ここでは、「フラットテーブル」を使用し、組織名・業種大分類・従業員数の3つのデータをまとめてダウンロードする方法をご紹介します。

目次

カスタムレポートを新規作成する

カスタムレポートを設定する

データをダウンロードする

解析対象のビューを設定する

2.解析期間を指定する
3.指標を指定する
4.ディメンションを指定する
5.データをダウンロードする

カスタムレポートを新規作成する

Googleアナリティクスにログインし、「カスタム」を選択します。続いて、「新しいカスタムレポート」をクリックします。

※図:「新しいカスタムレポート」をクリック

カスタムレポートを設定する

カスタムレポートの設定画面に遷移しますので、各項目を順番に設定していきます。

レポートのタイトルとタブの名前は、わかりやすいものを入力してください。「種類」は「フラットテーブル」を選択します。「ディメンション」「指標」はそれぞれ、ダウンロードしたいデータを選択してください。ここでは、例としてディメンションは「組織名」「業種大分類」「従業員数」を、指標は「セッション」「ユーザー」「直帰率」を選択しました。

「ビュー」は、このカスタムレポートを追加するビューを選択します。どこどこJPとの連携に使用しているビューを選択してください。
設定が完了したら、「保存」をクリックします。

※図:カスタムレポートの設定

データをダウンロードする

「保存」をクリックすると、カスタムレポートが表示されます。

Googleアナリティクスのエクスポート機能を使うと、レポート画面の表のデータがダウンロードできます。全てのデータをダウンロードできるように、まずは右下の「表示する行数」から行数を選択します。全てのデータが表示されるようにしてください。最大で5000行まで表示可能です。

※図:レポートに表示する行数を変更

続いて、左上の「エクスポート」をクリックし、扱いやすい形式を選択してください。
選択するとデータのダウンロードが始まります。

※図:「エクスポート」からダウンロードする形式を選択する

以上で、カスタムレポートを使ったデータのダウンロードが完了しました。
ここでは例として、3つのディメンションを選択してレポートを作成しましたが、フラットテーブルでは最大5つまでディメンションを選択することが可能です。
では、5つ以上のディメンションを選択したいという場合はどうしたらよいのでしょうか?そんなときに役立つツールが「Query Explorer」です。

Query Explorerとは?
Query Explorerとは、Googleアナリティクスのデータを取得するAPIを利用した、Google社の提供する外部ツールです。
Query Explorerでは、指標は最大10個、ディメンションは最大7個まで指定してレポートを生成することができます。また、5000件以上のデータも一括ダウンロードすることが可能です。フラットテーブルでは扱いきれない大量のデータをダウンロードしたいという場合の最終手段です。

解析対象のビューを設定する

Google Query Explorer(https://ga-dev-tools.appspot.com/query-explorer/)にアクセスします。
まずは、「LOGIN」をクリックし、Googleアナリティクスアカウントにログインしてください。

※図:「LOGIN」をクリック

続いて、「Select a view」のセクションで、解析対象のビューを設定します。
「Account」「Property」「View」の順に、解析対象を選びます。

図:「Click here to authorize」をクリック

2.解析期間を指定する

続いて、「start-date」「end-date」の項目で、解析対象とする期間の始まりと終わりを設定します。
解析期間をカレンダーから指定することもできますし、「30daysAgo(過去30日間)」「yesterday(昨日)」といった設定も可能です。

例として、「start-date」を「30daysAgo」、「end-date」を「yesterday」としました。これで、昨日から過去30日間を解析期間に指定することができます。

図:解析期間を設定する

3.指標を指定する

「metrics」の項目では、レポートで使用する指標を選ぶことができます。「metrics」をクリックすると、下図のように、選択できる指標の一覧が表示されます。すでに選択した指標は、灰色の枠の中に表示されます。

ここでは、例として「Users(ユーザー数)」「Sessions(セッション数)」を選択しました。

図:指標を指定する

4.ディメンションを指定する

「dimensions」では、レポートで使用するディメンションを選ぶことができます。「dimensions」をクリックすると、選択できるディメンションの一覧が表示されます。カスタムディメンションは、「Dimension1」のように、ディメンションの「インデックス」の番号で指定します。

5.データをダウンロードする

これで、レポートに使用する指標とディメンションを設定できました。その他にも、フィルタの設定など、より高度な設定を行うこともできますが、ここでは割愛します。
ページ下部の「Run Query」をクリックすると、集計が開始されます。しばらく待つと、ページにレポートのサンプルが表示されます。

レポート末尾の「Download Results as TSV」をクリックすると、TSV形式でデータを一括ダウンロードすることができます。カスタムレポートと違い、ダウンロードファイルの形式を選択することはできません。

操作画面が日本語対応していないこともあり、ややハードルの高い印象もあるかもしれません。最初はカスタムレポートを使ったダウンロードからお試しいただき、慣れてきたらGoogle Query Explorerにも挑戦してみてください。どちらも、BtoBアクセス分析の強い味方になるはずです。

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